新環境雑感
最近新環境のvault大会の分布を見たり、参加したりして感じた新環境の各デッキの雑感を。回したことないデッキももちろんあるので悪しからず。
緑単サソリス
てっきりサンマッドに規制がかかると思われていたが猿規制により新殿堂の被害を受けなかったデッキ。ループ、ビートダウン、ロック全てそつなくこなす。最近はループ型ではなく環境に対して刺さるギョギョウを採用したものがほとんど。
レッドゾーン
年明け以降流行しつつあるアーキタイプ。白を入れたものが多く、天力から2t目に走るムーブは理不尽そのものである。新環境でも初期は母数も多かったがハンデスなど不利対面の台頭により徐々に母数を減らしている。メタ次第ではまだまだ戦えるアーキタイプである。
ドロマー(青黒)ハンデス
苦手なデッキが新殿堂により大きな被害を受けたため新環境で戦いやすくなったアーキタイプ。vault大会でも頻繁にベスト4入りしている。ハリデルベルグ、墳墓等によりサザンやサソリスに対しても以前より戦いやすくなっている。
白青サザン
オリオティスやシドという強力なメタクリーチャーを擁するデッキ。ミラダンテⅻ、ドレミ24を採用したリストが多い。ハンデスを見てティグヌスを採用したリストもある。
多色武装ビックマナ(4cオルデリ、5c多色武装ジョリー)
裏切り魔狼で相手の動きを妨害し、師子王の遺跡でマナ加速しフィニッシュへつなげるデッキ。早いデッキに対しては強力な受けトリガーや、禁断入りのデッキに対してはテックgoを利用したエクストラウィンをすることもできる。ミラクルスターによるハンデスメタや後続の確保が出来る点も強力。
成長ドギラゴン剣
3t目のドギラゴン剣の着地を目標とするアグロデッキ。5コス帯の種類が豊富で対応力も高い。メタクリーチャーであるオリオティスもカツえもんにより乗り越えることが出来る。
ロージアミラダンテⅻ
守りが厚くミラダンテⅻやファイナルストップをミラクルスターで再利用することによりロックしつつフィニッシュを狙っていくデッキ。最近はZEROハンドなどタッチで黒を採用しているリストも多い。
モルトNEXT
マナロック規制により数を減らすと考えられていたが最近増加しているアーキタイプ。ドルマゲドン型、禁断入りのカウンター型など様々な型がいる。
赤黒ドルマゲドン
ブラックサイコ規制、イーヴィルヒート規制により大打撃を受けたアーキタイプだが侵略ZEROやキルザボロフを利用したデッドゾーンの使いまわしによる高い盤面処理能力は健在で一定数いる。
墓地ソース
ワルスラの登場により再び注目されているアーキタイプ。ドルルフィン+学校のパッケージを採用しているリストもある。
白単天門
先日vault大会2連覇、3日連続ベスト4入りを果たして以降徐々に母数を伸ばしているデッキ。リーサはとても画期的だった。
他にも母数が少ないものの勝ち上がっているデッキがあるがきりがないので省略させてもらう。各デッキの母数はvault大会の分布を見ていても分かる通り日によって異なりまだまだ新環境は固まっていないという印象である。今後日本一決定戦や静岡CSを通してどう固まっていくのか楽しみである。