アニメあんまり見なくなった話

僕もオタクなので人並みにはアニメを見る。
多分1番見ていたのは中3~高校生の時だったはず。録画して深夜とか夕方とか見ていたり、名作!とか神!とかネットとかで言われている少し昔の作品を一気に見たりとかしていた。
高3になって進路関係で色々忙しくなりアニメを見る機会が減り、色々片付いたらまた見ようとか思いつつ1年過ごし進学。1人暮らしが始まり誰にも咎められることも無くなりいざアニメまた見ようと思い見始めるがまあ続かない。1クール2~3作品が限界でその作品も大体が2期とか3期とかそんなんばっかりである。
どうしてこうなったのか色々考えてみた。まずアニメ以外の趣味に入れ込んでいるから、具体的にはTCGとゲーム、読書である。ほかの趣味に時間を割いているからアニメたくさん見れなくなった。まあ至極全うな理由であるが、ゲームは始めたら余程詰まない限り最後まで一気にやるタイプだし、TCGに平日含めて毎日触れていられる環境に置かれているわけでも無くアニメを見る時間はいくらでもあるのだ。つまり別に理由がある。
色々考えてみたのだが新しくアニメを取り入れる体力が無くなってしまったという結論を出した。
新しくというのは暇な時にぼーっと昔見たアニメを振り返ることが少なからずあったからだ。昔見たアニメは見るのに新しいアニメは見ない、つまり新しくアニメを取り入れる体力が無くなったということである。
では何故新しくアニメを取り入れることが出来なくなってしまったのか。中高生の時には少なからずアニメを見るという行為そのものに意味を感じていた面があったからだと思う。まあいっぱいアニメ見てるぜ俺〜みたいな感じで有り体に言えばイキリたかったのだろう。そんなことも無くなった今、自分の興味関心のあるもの以外を見る必要がない。元々趣味なのだから興味関心に寄り添うのが当然と言えば当然である。
こう考えてみると今の方が正しい付き合い方をしているなあと思う。昔のアニメをふら〜っと振り返る行為は思い出を振り返る行為でもあるのでは無いだろうか。世間的な評価(ここでの世間的というのはオタク界隈での)が低い作品だろうがなんだろうが振り返りたくなる。思い出補正ってやつだ。思い出補正であっても見返したくなるもんは見返したくなるし好きなもんは好きなのである。
色々言ってきたけど見たい新作アニメはそれなりにあることはあるので体力が持つ範囲で言い換えれば飽きない範囲で楽しみたいと思う。










アニメを見た数でイキらなくなってもこんな文章を長々と書いている時点で根本的な部分ではまだまだイキリオタクだよね()